質 問 項 目

1 LRTについて
 1 )市民理解の促進について
 2 )宇都宮ライトレール株式会社への資金計画について
 3 )JR宇都宮駅西側における導入課題検討調査について
 4 )交通ICカード及びQR乗車券の障がい者利用について
2 防災・減災対策について
 1 )木造住宅の耐震化について
 2 )災害発生時における支援物資の輸送・管理について
 3 )溢水被害対策の推進について
3 切れ目のない子育て支援について
 1 )切れ目のない子育て支援について
 2 )待機児童ゼロの実現について
 3 )産後ケア事業の実施について
4 軽度・中等度難聴児への支援について
5 本社機能の立地促進について
6 教育行政について

 1 )少人数学級の拡大について
 2 )英語の教科化に向けた取り組みについて
 3 )教員の児童・生徒と向き合う時間の確保について

質問及び答弁(抜粋)

6 教育行政について

 1 )少人数学級の拡大について

Q 新年度からの小学校第3学年への35人学級拡大に伴う本市の増加学級数見込みと対応をどのように取り組むのか伺う。また、習熟度別学習の指導助手等、本市独自の取り組みに関する対応をどのように検討しているのか伺う。

A JR宇都宮駅東側のLRT ルート15kmは認定(458億円)されたが、西側ルートは桜通り十文字から更なる延伸を含めて検討中であり、新年度に事業概要をまとめ概算事業費を算出し示していく(東西全体事業費は現段階では提示不可)。

 2 )英語の教科化に向けた取り組みについて

Q 次期学習指導要領では小学生への英語の教科化が示されているが、教科化に向けた取り組みや、授業時間の増加に伴うカリキュラムの見直しなどをどのように行い、対応を図るのか伺う。

A 小学校英語が教科化されることにより、指導内容に「読む・書く」が新たに加わるとともに、評価が他の教科と同様の方法に変わるため、英語指導力の向上を図るためのリーダー教員研修や、英語の免許を持つ小学校教員を授業選任として活用する方法を検討しており、さらにALT*8名の増員を新年度予算に計上した。また、3 ~ 6学年では授業が週あたり1単位時間増え、時間の確保が課題となることから、通常45分間の授業時間を15分ずつに分けたり、45分に15分を加えて60分授業とするなどの弾力的な方法や、本市独自に加えている授業時数の在り方、土曜日や夏期休業の活用等を検討し、モデルとなる効果的な時間割編成例を各学校に示していく。
* ALT(外国語指導助手 Assistant LanguageTeacherの略=外国人の英語指導助手)

 3 )教員の児童生徒と向き合う時間の確保について

Q 本市が進めている「児童生徒と向き合う時間の充実に向けたアクションプラン」はH28年度が最終年度となるが、教員事務の負担軽減には継続して取り組む必要がある。今後、教員が児童生徒と向き合う時間の確保にどう取り組むのか伺う。

A H26年度に策定したプランにより3カ年計画で集中的に教職員の負担低減に取り組み、調査・照会文書等の対H24年度比40%縮減や、インターネットバンキングを活用する学校の拡大などの実績が得られている。また、今年度より校長会等の代表によるワーキングチームを新設し、教職員自らの改善による業務の効率化にも取組を進めてる。本プランは今年度で終了となるが、現在、現状を把握するための全教職員アンケート調査を実施しており、今後この調査結果への対策や、ICTの活用を推進し、児童生徒と向き合う時間の確保に全力で取り組む。