質 問 項 目
1 LRTのJR宇都宮駅西側延伸事業について
2 マイナンバーカードの「2025年問題」への対応について
3 病児保育の利用促進と拡充について
4 重度障がい児(者)の安心と生活の質向上に資する日常生活用具の拡充について
5 たばこ税について
質問及び答弁(抜粋)
4 重度障がい児(者)の安心と生活の質向上に資する日常生活用具の拡充について
Q 医療的ケア児(者)等、電源を必要とする医療機器を必要とする方々が、停電時や災害時に避難が必要となった際、命に直結する医療機器を利用できるよう、全国多くの自治体で日常生活用具に加えられている発電機や蓄電池、カーインバーターを日常生活用具に追加する必要があると考えるが、見解を伺う。
A 【保健福祉部長答弁】電気式たん吸引機や入浴補助用具等の日常的に使用される用具を給付しており、災害時等に使用する発電機等の追加は、当事者団体等の意見を伺いながらニーズを把握するとともに、国や県、他市の動向等を注視しながら調査していく。
Q 視覚障がい者向けの「歩行ナビゲーションシステム『あしらせ』」の利用者である、栃木県網膜色素変性症協会の平塚会長が、自身の利用経験から、多くの視覚障がい者に「あしらせ」を利用して外出や就労機会を増やしてほしいとの思いから、『あしらせ』を本市の日用生活用具に加えて頂けるよう、6月9日に佐藤市長に要望書を提出した。現在、視覚障がい者は全国で約30万人、宇都宮市で約千人いると言われており、耳も手も邪魔せずフリーな状態にしておけ、足への振動だけで目的地へ導いてくれる『あしらせ』は、間違いなく、視覚障がい者の外出機会を増やし、生活の質を大きく向上させることから、『あしらせ』を日常生活用具に追加すべきと考えるが見解を伺う。
A 【保健福祉部長答弁】歩行支援用具については、国が定める要件を満たすとともに、性能についても本市の実施要項に定める情報・通信支援用具に含まれており、すでに給付できる用具である。
➡私も立ち会った、栃木県網膜色素変性症協会会長の面会時点において、『あしらせ』は日常生活用具に入っていませんでした。このことについて、厚生常任委員会で駒場議員が確認したところ、「給付できる用具」と決定したのは、私の質問日当日とのこと。あたかも、かなり以前から支給品目の対象に含まれていたかのような答弁は、中塚議員に対し調査不足や不見識の印象を与える「あまりにも不誠実な答弁だ」と強く抗議し、保健福祉部長から謝罪がなされました。