質 問 項 目

1 市長の政治姿勢に関すること
 1)令和3年度の予算編成方針について
 2)LRT整備事業における市長の政治責任について
 3)公共施設の検温体制について
 4)ウオークビズの導入について
2 LRT開通遅延の影響について
 1)栃木国体の輸送計画変更について
 2)開通時期の表示変更について
3 公共下水道事業と農業集落排水事業の一元化について
4 歌って踊れるまちづくりについて
 1)音楽家の支援について
 2)地域連携型のダンス授業について

    

質問及び答弁(抜粋)

1-1)  基金と市債の残高目標について

Q 市は安定的な財源を確保するために、一般家庭の借金に相当する市債は1000億円以内、貯金にあたる財政調整基金は100億円以上を維持すると明言してきたが、来年度末の市債残高は目標から320億円以上もオーバーし、同基金の残高は3割近くも下回る74億円余になってしまうがどうするのか。

A 【市長】引き続き、この目標残高の確保をめざしていく。今後は経費の節減や歳出の抑制を図り、安定的な税財源を確保しつつ、国や県の支出金を積極的に導入するなどして財政の健全化に努めていく。

1-2)LRT整備事業における市長の政治責任について

Q 事業費の急増と開通延期の責任は市長がとるべきである。しかし、佐藤市長は問題発覚後、一度も地域に足を運んでいない。ぜひ市長自身の声で、市民に直接説明し、同意を得る努力をすべきではないか。併せて、市長発議による住民投票を実施し、この事業の継続可否について再判断をすべきと考えるがいかがか。

A 【建設部長】事業内容の変更に係わる市民理解については、広報紙やホームページのほか、テレビやラジオを通じて情報を提供すると共に、オープンスクエアなどで疑問や意見に答えている。また、住民投票は行わず、今後も議会と執行部の間で十分に議論し、適宜、丁寧に市民への説明に取り組みながら進めていく。

3 公共下水道事業と農業集落排水事業の一元化について 

Q 10年近く前から両事業の一元化を求めてきたが、令和7年度から平石地区3施設(平出・下平出・柳田)が接続されることになった。これに伴い、平石地区の接続後下水道使用料は一般家庭の場合、どの程度になるのか。

A 【上下水道事業管理者】世帯人数が3人で2カ月あたりの使用水量が42㎥の一般的な家庭の場合、使用料体系が定額制から従量制に変更になるため(使用水量の多い家庭を除き)使用料は『約3割程度減額』になるものと思われる。

4-2) 地域連携型のダンス授業について

Q 3年後に開催予定のパリ五輪にブレイクダンスが採用されることになった。これを機に、ダンススタジオ等と連携を図り「本物を知って感じられる」ダンス授業をめざしてはどうか。

A 【教育次長】プロスポーツ選手との運動交流等を参考としながら、今後は、ダンスインストラクター等の地域人材を活用するなどして、各学校の実情に応じて学校行事や授業などに取り入れていきたい。