都市計画マスタープランについて


・健康寿命を延ばし暮らしやすいまちに向けた取り組みについて
・中心市街地の活性化について

全国的な人口減少・超高齢社会の到来や、地球規模での環境問題の深刻化、東日本大震災を契機とした防災意識の高まりなど、社会情勢が大きく変化するとともに、市民新たな課題やニーズに対応したまちづくりが求められている。山形市では、こうした時代の流れに対応するため、まちづくりの基本的な方針を示す「都市計画マスタープラン」を平成10年の策定以来、初めて改訂した(平成28年度)。今後のまちづくりの課題を「人口減少・超高齢社会」「土地利用」「交通」「都市環境・みどり」「安全・安心なまちづくり」「地域・市民参加」に整理し、プランに組み込み、2050年の人口30万人都市を見据えた都市計画の施策を展開するとしている。
計画の実現に向けては、全ての公共サービスを行政だけで担うことは困難だとして、市民・NPO、事業者(企業、大学など)も含めて、互いに連携し、適切な役割を担いながら、共に創るまちづくりを進めている。また、まちづくりは、多大な時間を要するとともに継続性が重要であることから、安定した財源を確保し、都市全体と地域ごとのマネジメントを進めていくとした。
本市においても人口減少社会に対応できる都市基盤整備が検討されており、次年度には総合計画の改定が予定されている。福祉・市民活動を支えるまちづくりや拠点整備、地域マネジメントなど、大変参考になった。