■政策提言のための研究活動報告(脱炭素化 促進編)
宇都宮市は、2021年にゼロカーボンシティを宣言し行政や市民、事業者の脱炭素化の取り組みを推進しています。これまで、家庭向け脱炭素化促進事業における「太陽光発電システム」の導入補助金は、新築・既築どちらの住宅に設置する場合でも1kWあたり1万円(上限8万円)となっていましたが、既築住宅に導入する場合は足場の設置や屋根の補強等が必要になるため「上乗せの補助が必要」と会派予算要望などを行ってきました。
その結果、令和6年度より既築加算が新設され、1kWあたり2万円(上限16万円)の補助金を上乗せ受給できるようになりました。また、オンサイトPPA(電気事業者等に太陽光発電システムを無償で設置してもらい、毎月利用料を支払う場合など)による契約でも補助金を受けられるようになりました。
現在、栃木県が実施している「個人住宅用太陽光発電設備等導入支援事業」による補助金も併用可能ですので、ぜひご活用ください。