小平美智雄市議
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質 問 項 目

1 平成31年度予算制度・政策に関する要望書について
2 LRTと都市拠点の整備について 

 1)JR宇都宮駅西口地区整備について
 
2)東武宇都宮駅付近の交通結節点整備について
 
3)LRT車両の保守整備の検討について
3 子ども・子育て環境の充実について
 1)宇都宮市子ども・子育て支援事業計画について
 2)子ども家庭総合支援拠点の設置について
4 健康づくりと地域医療体制の充実について
 1)本市の医療・保健施設のあり方について
 2)地域診断の導入について
5 国際都市としての機能強化について
 1)外国人受入体制の充実・強化について
 2)キャッシュレス決済の拡大について
6 教育行政について
 1)学校施設の計画的な更新について
 2)部活動指導員制度の拡充について

質問及び答弁(抜粋)

4 健康づくりと地域医療体制の充実について
 2)地域診断の導入について

Q 本市の人口推計では2015年に約23%であった65歳以上の人口が、今後の団塊の世代や団塊ジュニアの世代の人口の山が高齢期を迎える2050年には約37%となることが想定されており、社会全体の3人に1人以上が65歳以上の高齢人口となり、健康寿命の延伸と健康格差の縮小に向けた取り組みや、原因となる社会経済的、環境的、行動的条件の発生を防ぐためのゼロ次予防の対策を推進することが極めて重要になる。 
また、今後進める地域包括ケアシステムにおいては地域の実態把握・課題分析を通じて、具体的な計画を策定・実行する地域マネジメントが必要であり、地域診断の実施による地域ごとの現状や課題を数値によって把握する見える化を行い、科学的根拠に基づいた介護予防や生活支援の施策や健康格差の解消施策を講じることが重要と考えるが、日本老年学的評価研究機構との共同研究参加による地域診断の実施と活用について本市の見解を伺う。

A 保健福祉部長答弁
 健康寿命の延伸を図るためには地域の健康課題を明らかにし、課題解決に向け必要となる施策をより科学的な根拠に基づき効果的に講じることが重要であると認識している。少子高齢化の進展や社会環境の変化などに伴い、地域の健康課題はますます複雑になることが考えられることから、これまでの調査・分析に加え、人口構造や高齢者の要介護認定状況などを多角的に調査・分析し施策・事業に反映していくことが必要であると考えていることから、多角的な調査・分析にあたり様々な研究機関による分析手法等を参考にするとともに、日本老年学的評価研究機構や医師などの有識者からアドバイスをいただきながら、地域データを分析することにより本市の地域マネジメントを充実させ、更なる健康寿命の延伸に向けて取り組む。