質 問 項 目

1 市長の政治姿勢について
 1 )市民への丁寧な説明について
 2 )LRT整備事業・公共交通再編等について
2 介護予防・日常生活支援総合事業について
3 子どもの貧困対策について
 1 )こども食堂について
 2 )学習支援について
4 犬猫の殺処分ゼロに向けた取り組みについて
       

質問及び答弁(抜粋)

3 子どもの貧困対策について

 1 )こども食堂について

Q 子どもの貧困は深刻な社会問題となっているが、この様な現状を地域や民間の力で解決を図るものとして、全国的に子ども食堂の輪が広がっている。活力と幸福感を生み出し、貧困からくる負い目などの心を少しずつ溶かしていく「食べる」ことへの支援であるこども食堂は、子どもの貧困対策としての入り口に必要不可欠なもと考えるが、こども食堂の開設には、保健所から営業許可を受ける為の改装費が約
50万円~80万円位かかるため開設の大きなハードルになっている事から、こども食堂の輪を広げるために改装費に補助を行う事が必要と考えるが見解を伺う。

A 現在、市内4カ所で食事の提供や地域における多世代の交流などを目的とし、それぞれの事業者が熱意のもと独自性を出しながら自主的・自律的に運営がなされていると認識しており、開設に対する財政的支援については、こども食堂の目的や内容において対象者を制限することなく広く受け入れていることや、それぞれの運営方針に基づき料金が設定されている事などから、子どもの貧困対策としては、現時点において市からの協力や支援は難しいと考える。

4 犬猫の殺処分ゼロに向けた取り組みについて

Q 県は「人と動物の共生する社会をつくり、処分ゼロを目指します」という方針のもと、栃木県動物愛護管理推進計画を改定したが、本市としてこの計画をどのように受け止め、殺処分ゼロに向けて取り組んでいくのか伺う。
また、神戸市では野良猫の殺処分を減らすため、野良猫の不妊・去勢手術を全額公費で行う「神戸市人と猫との共生に関する条例」が施行
された。本市もこの条例を参考に取り組むべきと考えるが、見解を伺う。

A 住殺処分ゼロを目指し、飼い犬や猫の適性飼育の推進、民間団体と連携した譲渡機会の拡大、動物愛護思想の普及啓発の推進等の施策に積極的に取り組んでいく。
犬猫の不妊・去勢手術への助成については、飼い主の適性管理が重要との考えから、飼い犬や猫の不妊手術費の助成を行っているところで
あり、野良猫に関しては、神戸市や他都市の取り組みの情報収集を行っていく。