質 問 項 目

1 公共交通を生かしたまちづくりについて
 1) JR日光線の混雑問題について
 2) LRTのグッドデザイン賞応募について
2 スーパースマートシティの推進について
3 マイナンバーカードの普及促進について
4 こどものバス送迎等に対する緊急安全対策について
5 脱炭素先行地域の取組について
6 教育環境の整備について
7 中学校部活動の地域移行について
8 国民体育大会・全国障害者スポーツ大会のレガシー活用について

質問及び答弁(抜粋)

1-1 JR日光線の混雑問題について

Q JR日光線は、1日当たり6,000人を超える方が利用する通勤通学需要が多い路線となるが、R4年3月のダイヤ改正により、鶴田駅に停車する上り電車の一編成当たりの車両が4両から3両へ、7時台に2本あった列車の運行本数も1本に減便され、ダイヤ改正当初では、鹿沼駅で乗客が乗り切れない積み残しが発生するほどの混雑となり、利用者からの苦情が多く寄せられている。
 8月のLRT開業による需要の増加が見込まれる中、公共交通の利用促進を精力的に行ってきた本市にとって看過できない問題であると考えるが、JR日光線のピーク時間の混雑緩和に向け、本市としてどのような対応を図るのか、市の見解を伺う。

A 【総合政策部長答弁】R4年3月に実施されたJR日光線のダイヤ改正は、利用状況などを踏まえ、JR東日本が経営判断により実施したものである。
 本市としては、ダイヤ改正後の状況を把握するため、JR東日本から毎週利用状況の情報提供を受けているところであり、例年利用者が増加する4月は、一時的に混雑が見られたものの、現在は4月と比較して7、8割程度の利用状況となっており、JR東日本からはピーク時の混雑度としては高くない状況にあると伺っているが、本市としては、今後も、市民が安心して快適にJR日光線を利用できるよう、利用状況の把握に努めるとともに、状況に応じて混雑緩和策などについて、JR東日本と意見交換を行っていく。

3 マイナンバーカードの普及促進について

Q マイナポイントの付与や、保険証機能の追加などの施策のほか、多様な申請環境の充実により、11月末時点で市民の半数以上がマイナンバーカードの交付を受けている状況にあり、申込数の増加による更なる交付の促進が必要となっている。しかし、交付手続には、原則、指定された窓口で本人確認や各種設定を行う必要があるため、役所の開庁時間である平日8時30分から17時の間に指定の窓口に行くか、月2回の休日窓口で手続を行う必要があり、日中働いているサラリーマン層が受け取りにくい状況となっている。
 今後、マイナポイントの申込み期限が迫り、窓口が集中することも懸念されており、円滑な交付に向けてのさらなる環境整備が必要と考えるが、現在未受領のマイナンバーカードはどの程度あるのか伺う。
 また、日中働いている就労者世帯が円滑にカードを受け取れるよう、さらなる環境整備が必要と考えるが、市の対策を伺う。

A 【市民まちづくり部長答弁】本市において、R 4年9月末までに交付の案内を送付した約23万件のうち、約9,000件が未受領となっており、早期にカードを受け取っていただけるよう、今年度中に受け取り勧奨の通知を送付する。
 また、就労世帯が円滑にカードを受け取れる環境整備については、本庁市民課においての休日臨時交付窓口の開設や、地区市民センターや出張所における平日の交付受付の終了時間延長を行ったほか、R4年8月からは、マイナポイント第2弾による交付件数の急増に対応するため、本庁市民課の交付窓口の増設や職員を増員した。
 このような中、マイナンバーカードと健康保険証との一体化などにより、申請件数が大幅に増加していることから、就労世帯をはじめ、市民の方々がさらにマイナンバーカードを受け取りやすいよう、R5年1月から、本庁市民課における平日の交付受付の終了時間を現在の午後5時から午後7時に延長し、市民の方々がマイナンバーカードを受け取りやすい環境整備に努めていく。