質 問 項 目

1 中心市街地の活性化について
2 交通環境の整備について
  1)駅のバリアフリー化について
  2)交通弱者の対応について
3 ハラスメントへの対応について
4 介護サービスと介護従事者の人材確保について
5 子ども・子育て支援の取り組みと保育士の人材確保について
6 外国人労働者の受け入れ体制について
7 投票率の向上と期日前投票所について

質問及び答弁(抜粋)

5 子ども・子育て支援の取り組みと保育士の人材確保について

 1)保育士の人材確保について

Q 幼児教育・保育の無償化による需要の拡大、女性の就労率80%を目指すなど、国の施策に伴い、幼児教育・保育に必要な人材が、現在以上に必要になることから、保育士の人材確保の取り組みが課題となっています。
 このような中、栃木県と共同で設置した「とちぎ保育士・保育所支援センター」においては、潜在保育士を対象に、基礎研修会や、体験研修会など、各種研修会を開催するほか、再就職のための「保育士就職準備金貸付事業」や、保育士を目指す学生への「修学資金貸付事業」など、各種貸付金制度がありますが、保育士確保に向けて、これからの取り組みを幅広く周知徹底することが、重要であると考えます。
 行政が人材バンクの役割をさらに果たせれば、ブランクのある潜在保育士の方も、安心して保育士として復帰することができるし、保育所も安心して雇用することができ、雇用の創出にもつながり、さらに、保護者の方も、安心して預けることができるようになると考えます。そこで、とちぎ保育士・保育所支援センターをさらに利用する方が増えるよう、周知徹底をはかる必要があると考えますが、どのように取り組まれるか伺う。

A 県と共同で潜在保育士の再就職支援などを目的として「とちぎ保育士・保育所支援センター」を設置し、人材バンクを設け、新たに就労を希望する潜在保育士と保育所事業者とのマッチングのほか就労に向けた学び直しのための、研修や体験会の開催や貸付事業など実施し、これまでに136名の方が保育所への就労に繋がっている。
 今後、県外からの転入者など、未登録の有資格者に、自治会回覧やショッピングモールにおける広報活動により、周知を行い、センターにおける人材バンクに登録して頂けるよう、あらゆる機会を通じて周知活動の強化に努めながら保育士の人材確保に取り組んでいく。