質 問 項 目

1 市長の政治姿勢について
 1) LRTの需要予測について
 2) 育児休業・産後パパ育休制度について
2 宮っこの居場所づくり事業について
3 子どもの権利と主権者意識の醸成について
 1) 子どもの権利について
 2) 主権者意識の醸成について
4  教育行政について
 1) 宗教2世への学校での積極的支援について
 2) 給食の黙食見直しについて
 3)子ども達の健康を守る取組について
5 困難を抱える人たちへの支援について
 1) 生活保護と自立支援について
 2) 犯罪被害者及び加害者家族への支援と再犯防止に向けた取組について
 3)男性及び多目的トイレへのサニタリーボックスの設置について

質問及び答弁(抜粋)

4-3) 子ども達の健康を守る取組について
Q 教科書類の大型化やタブレットの児童全員配布もあり、「小学生のランドセルが重すぎる」ことが問題になっており、ランドセルの重さを理由に、肩や首の痛みを訴える「ランドセル症候群」により医療機関で受診する小学生が一定数いる状況である。ランドセルは義務ではないとのことなので、希望する保護者・児童については、軽量のリュックサックでの通学ができる旨を積極的に周知していく必要があると考えるが、見解を伺う。
 また、熱中症対策として日傘が大変有効であると環境省の社会実験でも明らかになっていることから、子どもの健康を守る観点から、日傘の使用が可能である旨を周知するとともに、夏場の日傘の使用を積極的に推奨していくべきと考えるが、見解を伺う。

A 【教育長答弁】ランドセルは収納性が良く、転倒時のクッションになる等のメリットがあると考えているが、リュックサックの使用を規制するものではなく、各家庭の判断で選択できるとしている。
 また、夏場の日傘の使用は、熱中症対策として有効な手段の一つであり、使用を規制するものではなく、各家庭の判断で使用できるとしている。

《コメント》リュックサックも日傘も禁止していないのなら、子どもの健康に関わることなので積極的に子どもや保護者に周知すべきと再質問したが、積極的な周知はしないとのこと。禁止ではないのになぜ???

5-3) 男性及び多目的トイレへのサニタリーボックスの設置について
Q 王子ネピアの調査では、40代・50代の3人に1人、60代の53%、70代の62%の男性が排尿後尿滴下、いわゆる尿漏れの経験があるとのこと。男性の尿漏れの起因として大きな割合を占める、前立腺肥大は50代以上の男性で5人に1人が発症すると言われており、また、前立腺がんは年に約11万人が罹患し、男性がんで最も多くなっていることから、今後益々、その数が増えていくとは容易に想像がつく。
  この様な状況の中、尿漏れ対策品を利用する男性が増えているが、尿漏れパッドを捨てられない環境下では、使用済みのパッドを袋にくるんでズボンのポケットに隠したり、鞄に入れて持ち帰るとのこと。尿漏れを経験した方は、自尊心が傷ついたり、また、尿漏れの跡や匂いが気になる事から、外出時に極力水分を取らずに体調を崩したり、外出そのものが怖くなり、引きこもり状態になる方もいる。
 これらの事から、尿漏れパッドの交換ができるよう、公共の場の男性用トイレ及び多目的トイレにも専用のサニタリーボックスを設置するとともに、スーパーやコンビニ等にも協力を呼び掛け、尿漏れを気にせずに外出ができる環境づくりを整備していくことが急務と考えるが見解を伺う。

A 【保健福祉部長答弁】市有施設の多目的トイレと老人福祉センターなどの男性用トイレにサニタリーボックスを設置しており、市HPで民間事業者に対して男性用トイレへのサニタリーボックスの設置協力のお願いをしている。
 今後、高齢化が一層進行することから、市有施設の男性用トイレへのサニタリーボックスの設置に取り組み、高齢者などが安心して外出できる環境づくりを推進していく。