新型コロナウイルス感染症の感染者数が爆発的に増加しており、栃木県内においても1月6日には132人の感染者が確認され、直近1週間の感染経路不明割合が約半数に上るなど感染拡大に歯止めがかからない危機的な状況にある。また、このような状況を受け、対応にあたる医療現場では、病床数・宿泊療養室数に対する療養者数が確保数を超え、警戒度レベル「特定警戒」が継続されるなど、深刻な医療提供体制の機能不全を招くリスクが高く、市民の健康への影響が懸念される事態となっている。
 更に、20時以降の不要不急の外出自粛や、宇都宮市全域を対象に要請された酒類を提供する飲食店(カラオケ店を含む)に対する、営業時間短縮の協力要請により、疲弊している飲食業界や宿泊業界に更なる深刻なダメージを与えることが懸念されており市民生活においても正に正念場である。
 よって、感染拡大防止対策の更なる強化や、深刻な経済影響に着実に対策を講じることが必要であることから、市民連合会派として緊急要望を提出するものである。
(令和3年1月7日提出)

「新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望」を手塚副市長へ提出

議論をしながら意見書を作成している様子

■新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望書