令和8年度予算 制度・政策に関する要望書を市長に提出しました。
(令和7年11月11日提出)
■令和8年度 予算 制度・政策に関する要望書【会長挨拶】
我が国は、「こども・子育て支援加速化プラン」に基づく支援策を展開するとともに、「地方創生2.0基本構想」を閣議決定し、若者や女性にも選ばれる地域づくりに向けた取り組みを加速させています。
しかしながら、少子化の進行は極めて深刻な局面にあり、昨今の出生数の減少に加え、東京圏への転入超過が続くことで、地方都市から若年層が流出する傾向は依然として歯止めがかからず、出生数の増加と地域定着の促進に向けて、総力を挙げた施策の展開が求められています。
こうした中、本市においては、ライトライン開業による東口エリアの賑わい創出などを契機として、都市としての新たな可能性が広がりつつあります。一方で、急激な人件費の上昇や物価高騰が財政を圧迫する中、LRT駅西側延伸をはじめとする大型公共事業の計画も進められており、令和8年度以降は債務超過が続く見通しとなっています。また、若年女性の県外流出や不登校児童生徒の増加など、将来の地域社会の担い手づくりに関わる課題も顕在化しており、限られた財源をいかに効果的に配分し、市民の安心と活力ある暮らしを守るかが問われています。
これらの現状を踏まえ、私たち宇都宮市議会市民連合は「令和8年度予算 制度・施策に関する要望書」として、重点13項目、全7分野68項目にわたる提言をとりまとめました。これらの内容が本市施策に反映されることを強く要望し、ここに提出いたします。
令和7年11月11日


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