質 問 項 目

1 新型コロナウイルス感染症対策について
2 交通未来都市の実現に向けた取組について
 1)自転車のまち推進について
 2)自転車利用に関するルール・マニュアルの周知啓発について
 3)陽南通りの道路整備計画について
3 安全・安心の未来都市の実現に向けた取組について
4 カスタマーハラスメント対策について
5  陽南プールの整備計画について
6  ヤングケアラーについて
 1)本市独自の実態調査について
 2)早期に発見する仕組みについて
 3)自覚できる仕組みの構築について
 4)相談できる環境の整備について
7  投票率の向上について

質問及び答弁(抜粋)

6.ヤンケグアラーについて
 1)本市独自の実態調査について

 ヤングケアラーとは、家族にケアを必要とする人がいるために、家事や家族の世話を行っており、時にはその成長の度合いに見合わない重い責任を負って、家族のケアを行っている、18歳未満の事である。ヤングケアラーは多く存在し家族のケアを担うケースの認識自体、十分に広まったとは言い難く、問題は見えないケアラーと言われていることから、先ずは、それをどのように発見するかが、支援の始まりと考える。行政が支援体制を確立していくには、まずヤングケアラーがどれくらいの数、存在しているのか把握する必要があり、国も自治体による地方の実態調査を推進している。子どもたち、周りの人たちがヤングケアラーにきづく手段としても 実態調査は必要であると考えることから、本市においても、早期に独自の実態調査を行って頂きたいと考えるが、見解を伺う。

A 【市長答弁】全小中学校の児童生徒に対し、ヤングケアラーを視点の一つとして、学級担任との面談による教育相談を年2回以上実施し実態把握に努めているところであり、今後も、引き続き、学校と連携し実態の調査をしていく。

 3)自覚できる仕組みの構築について

 ヤングケアラー自身が「自分はヤングケアラーだと思っても良い」という土壌を作ることも大切であり、家族を気遣ってケアラーに関わっている事実を認めて本人が自覚する仕組みをさらに構築する必要があると考えるが、見解を伺う。

A 【市長答弁】学校において、啓発用のチラシを配布するなど、あらゆる機会を捉え当事者がヤングケアラーであることを自覚できるよう周知に努めていく。

 4)相談できる環境の整備について

 子供にとって役所などの公的機関への相談は 心理的なハードルが高いことから、子ども食 堂や同じ問題を抱える人たちで支え合うピアサポー トなどや、ヤングケアラー状態にあることを、気軽 に相談できる環境を整備する必要があると考える が、見解を伺う。

A 【市長答弁】教職員に対し、ヤングケアラーの理解促進を図り、相談者一人一人の状況に応じた支援を行う青少年自立支援センターなどの、各種相談窓口の周知を図り、子どもが気軽に相談しやすい環境づくりに取組んでいく。