質 問 項 目

1 新しい活力を生み出す産業政策・街づくりについて
  1) 新産業団地の進捗状況について
  2) 企業誘致を生かした新しいまちづくりについて
2 こどもの貧困対策について
  1) こどもと子育て家庭等に関する生活実態調査に基づく対策について
  2) こども食堂等とこどもの居場所事業について
  3) 学習支援の拡充について 
3 聴覚障がい者への理解促進と社会参加に向けた取り組みについて
  1) 聴覚障がい者への合理的配慮と手話で社会参加できる環境整備について
  2) 手話言語条例の制定について
4 災害時における避難所のあり方について
  1) 被災者・避難者同士のコミュニケーションの場の設置について
  2) 女性の尊厳と健康を守る対策について
5 会計年度任用職員について

質問及び答弁(抜粋)

2 こどもの貧困対策について
 
 2)こども食堂と子どもの居場所事業について

Q 
こども食堂は、食事の提供はもちろんのこと、遊び場でもあり、学習の場でもあり、相談の場でもあり、送迎も行い、不登校や障がいを持つこどもも受け入れる等、「こどもの居場所事業」に近い所も増えている。このままでは、ほぼ完全ボランティアで行っているこども食堂では対応しきれなくなり、困難な状況が重いこども程利用を断らなければならなくなったり、閉店が懸念されることから、こども食堂の活用及び役割分担の観点から、「子どもの居場所事業」として行っている宇都宮市要支援児童健全育成事業の対象者要件を「在宅にあって十分な養育が受けられない子ども」つまりネグレクト等となっている要件を緩和するとともに、現在の2ヵ所から拡充するべきと考えるが見解を伺う。

A 子どもの居場所事業は、養育放棄等の児童虐待の防止に直接つながる取組みであり、個々の家庭に応じた、より専門的な支援が必要である事から、「対象者の要件緩和」については支援を要する子育て家庭に個々の状況に応じた適切な支援を提供する仕組みづくりを検討する中で必要性を含め検討していく。また、実施個所の拡充についても学校や地域等との情報共有を行いながら支援が必要な児童のより一層の把握に努め、必要に応じて対応を検討していく。