質 問 項 目

1 市長の政治姿勢について
 1 ) ハラスメント対策について
 2 ) 公共交通の維持・再編とまちづくり及び行政サービスのあり方について
2 こどもの貧困対策について
 1 ) こどもの貧困に係る実態調査と庁内連携等について
 2 ) こども食堂等の支援について
3 障がい者の雇用を支える就労継続支援A型事業所の適正運営に向けた取り組みについて
4 LGBTへの取り組みと理解促進について
5 第77回国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)における本市のデモンストレーションスポーツについて

質問及び答弁(抜粋)

2 こどもの貧困対策について
 1)こどもの貧困に係る実態調査と庁内連携等について

 Q 当会派が平成30年度の予算化を要望し、私も昨年12月の一般質問で強く必要性とその実施を訴えた剥奪指標を用いた「こどもの貧困に係る実態調査」が本年度予算計上され、庁内の関係課により構成する「子どもの貧困対策小委員会」が設置された事を受けて質問する。
 ①「こどもの貧困に係る実態調査」は何月頃を目途に実施できそうか進捗状況を伺うとともに、調査件数と調査対象をどの学年にするのか、また、こども・保護者両方に調査を行うのかを伺う。
 ②実態調査の手法等の検討や調査結果を踏まえた、こどもの貧困解消への対応を検討する「子どもの貧困対策小委員会」は、どのような組織体系となっているのか、また、こども食堂や寺子屋などの学習支援、フードバンク等、民間でこどもの貧困解消に向けた取り組みを行っている、現場の生の声にふれている団体との連携が重要になるとの考えから、小委員会と民間の連携会議を設置すべきと考えるが見解を伺う。

A 【子ども部長】
 
①「こどもの貧困に係る実態調査」は小学生や中学生、さらに保護者など約8,000人をアンケート調査の対象として現在、調査項目や手法などを検討しており、7月には小委員会において詳細を決定した上で、8月迄には調査票の回収を完了する予定である。
 ②「子どもの貧困対策小委員会」は、総合的かつ効果的な対応策の検討を行うため、福祉・教育・経済・子ども部門など13の関係課から成る庁内横断的な組織である。また、子どもの貧困対策に取り組む民間事業者などと子どもの貧困の実態に即したより効果的な対策を講じる事ができるよう意見交換を実施する予定であり、連携組織の設置については必要に応じて検討していく。