質 問 項 目

1 市長の政治姿勢について
 1)交通安全対策について
 2)LRT工事中の渋滞対策について
2 自然災害への対応について
3 スマートシティについて
4 水素の活用について
5 教育行政について

 1)不登校について
 2)スクールハラスメントの撲滅について
6 スポーツツーリズムについて

質問及び答弁(抜粋)

1 自然災害への対応について
 
 【教育次長答弁】

Q 災害時の避難所として小中学校の体育館が指定されているが、避難中の情報収集のためのテレビやラジオがなく、携帯電話の充電設備も無かった。また、地震などの自然災害は予測できず、暑さ、寒さなどの対策として、避難所となり得る体育館には空調が必要だと考える。さらに、トイレの洋式化、雨漏りなどについても対策が必要と考えるが見解を伺う。

A 今後、避難中の情報収集対策として、各避難所にスマートフォンの充電用機器を整備するとともに、テレビなどについては、避難生活の長期化が見込まれる場合、民間事業者との協定の活用などにより対応していく。また、体育館への空調設置については、施設の構造上などの課題はあるが、避難所の暑さ対策として重要であると認識しており、今後、最適な整備手法について検討していく。また、トイレの洋式化については、現在計画的に進めているところであり、一部の体育館で発生した雨漏りについても速やかに改善を行う。今後も、学校施設の整備にあたっては、良好な学習環境や耐震性などの安全面に加え、避難所としての機能確保にも努めていく。

5 教育行政について
 
 2)スクールハラスメントの撲滅について 【教育長答弁】
 
Q 児童生徒に対する教職員のスクールハラスメントを防止するために、学校や教職員、部活動指導員等に対して、どのような周知・指導を行っているのか伺う。

A 児童生徒に対する配慮を欠いた言動や威圧的な行為は、生徒の心に深い傷を負わせ、学校教育に対する保護者や地域社会の信頼を著しく失墜させるものであり、絶対に許されない行為である。本市においては、教職員に対し服務規律に係る指導を定期的に行うとともに、県と市で実施する節目の研修における具体的な事例を活用した演習や、人権感覚を高めるための校内研修、さらに部活動については、教職員や部活動指導員等に対して、宇都宮市部活動方針に基づき、力に頼らない指導を徹底するなど、あらゆる機会を通して指導者としての責任と使命の重大さを繰り返し自覚させ、体罰や不適切な指導等の根絶に向けて取り組んでいる。