質 問 項 目

1 防災・減災対策について
 1)地域気候変動適応計画の策定について
 2)治水対策の強化について
 3)内水氾濫への対策強化について
 4)洪水ハザードマップについて
2 誰もが快適に移動できる総合的な交通ネットワークの構築について
 1)LRTについて
 2)市街地の交通弱者対策について
3 JR宇都宮駅西口周辺地区整備について
4 霊園行政について
5 充実した子ども・子育て支援制度の構築について

 1)子ども・子育て環境の充実について
 2)児童虐待の防止について
6 教育行政について
 1)教育ICTの整備について
 2)通学路の安全確保について
7 体育施設の整備について

質問及び答弁(抜粋)

1 防災・減災対策について
 
2)治水対策の強化について 【建設部長答弁】

Q 整備が完了している田川で大きな被害が発生したため、国や県とともに調整池や地下貯留施設等の対策が必要と考えるが対応を伺う。

A 今回の台風ではJR宇都宮駅周辺の市街地に溢水被害をもたらしたことから、田川への雨水流出の抑制が重要だと再認識し、県と市が連携を図りながら対策を検討する必要がある。現在県では田川の整備手法について検討しており本市においても総合的に治水対策を推進するため、庁内の各部局が連携する雨水対策強化推進チームを立ち上げ、田川流域などにおける河川への雨水流出を抑制するための貯留施設など、今回の災害を検証した上で検討し、総合的な治水対策に取り組む。

 3)内水氾濫への対策強化について 【上下水道事業管理者答弁】

Q 台風19号では都市部での内水氾濫が発生し、対策を強化する必要があると考えるが市の対策を伺う。また、国土交通省より内水ハザードマップの作成を進めるよう通知が出されているが本市の対応を伺う。

A 内水対策を含め総合的に治水対策を推進するため雨水対策強化推進チームを立ち上げ、今後浸水被害の解消に向け、早急に公共敷地や民有地における雨水貯留浸透施設の整備などの検討を進め、先ずは浸水被害が発生した地域で雨水流出抑制対策を進めるなど内水氾濫の対策強化に取り組む。また、内水ハザードマップについては、近年激甚化する豪雨により全国で内水被害が発生している状
況を踏まえ、豪雨により想定される内水氾濫の区域や浸水の深さなどを示し市民の適切な避難行動につながるよう、よりわかりやすく情報を提供する必要があることから新たな内水ハザードマップとしての見直しに着手した。今後は内水ハザードマップに示した情報の周知を図るとともに、令和2年度は浸水シミュレーションを行い、内水ハザードマップの早急な公表に取り組む。           

※内水氾濫:市街地に降った雨が短時間で排水路や下水管に一挙に流入し、雨水処理能力を超えてあふれる、あるいは河川の水位が上昇して雨水を川に流せずに、市街地の建物や土地、道路などが浸水すること。