令和6年度予算制度・政策に関する要望書を市長に提出しました。
(令和5年11月13日提出)
■令和6年度 予算 制度・政策に関する要望書【会長挨拶】
我が国は出生率の低下に歯止めがかからず、少子高齢・人口減少社会の局面を迎えており、今後の日本社会の展望として、生産年齢人口の減少、地域経済の縮小、災害の激甚化、インフラの老朽化、地球温暖化の加速などの社会的・経済的な課題の深刻化が挙げられている。
地方においては、大都市圏への人口流出による急速な人口減少や過疎化の進行に伴い、子育て支援の充実やコンパクトなまちづくり、ジェンダー平等、多様性と包摂性のある社会の実現などの取り組みが必要不可欠となっている。
このような中、本市においても人口減少・人口構造の変化をはじめ、コミュニティの希薄化などによる社会的孤立、気候変動や地球温暖化による自然災害の激甚化・頻発化、エネルギー価格や物価高騰への対応など、取り巻く環境の変化に伴い複雑化・多様化する課題や市民ニーズへの的確な対応が求められており、デジタル技術等の新技術を取り入れながら、地域経済循環社会、地域共生社会、脱炭素社会の構築に向けて、より効果的・効率的に施策を推進する必要がある。
これらの観点を踏まえ、私たち宇都宮市議会市民連合は未来への責任を果たすべく、令和6年度予算編成にあたり、「予算・施策に対する要望」として、重点13項目、全7分野76項目にとりまとめましたので、施策に反映されますよう要望いたします。
令和5年11月13日