新会長就任・役職一新

新会長ご挨拶 【会長 福田智恵】

令和5年5月1日より前会長駒場議員から会長を引継ぎ、現職5名、新人3名の8名で構成する市民連合の会長に就任いたしました。
 少子高齢・人口減少社会の局面を迎える日本の将来を展望した際に、不可欠な取り組みはジェンダー主流化と多様性と包摂性のある社会の実現です。また、世界的な潮流である地球温暖化防止対策や、循環型経済を確立していくことも大きな課題と認識しています。これらの課題に対して私たちは、最も身近な基礎自治体の議員として市民の幸せを祈り、市の健全財政を維持しつつ、積極果敢な行政運営を求め、まちづくりにおける具体的な政策提言を行い、未来への責任を果たしていく所存です。

政策提言のための研究活動報告

【農業ICT編】
 6月23日、本市における農業ICT(情報通信技術)の現状と導入事例を調査するため、当会派の郷間副会長がスマート農業やIoT(モノのインターネット)活用の肉用牛繁殖に取り組む平出町:鈴木和弘氏の農場を訪問。実際に自動運転型トラクターを操縦して圃場の代かきを体験したほか、ドローンによる肥料や薬剤の散布、体温センサーによって母牛の出産兆候が監視できるモバイル通知システムを視察しました。鈴木氏は現在、受託分を含み約30haの圃場を家族3人で耕作し、畜産部門においては親牛36頭、子牛12頭を保有して繁殖業を営んでいますが、この視察により、スマート農業の拡大には更なる公的支援が不可欠であるという認識を会派内で共有することができ、今後は小規模農家向けICT技術の普及についても研究していくことになりました。