質 問 項 目

1 新型コロナウイルス感染症対策に関すること
 1)第2波、第3波を想定した医療提供体制の再構築について
 2)情報の発信と共有について
 3)雇用の確保について
2 コロナ禍における災害時の備えについて
 1)避難所の設置と運営について
 2)避難所の設置と運営について
 3)旧一条中学校跡地の活用について
3 教育行政について
 1)哲学を教育に取り入れることについて
 2)GIGAスクール構想について

 子どもの家等における障がい児童の受入れに関する制度設計について
5 本市の虐待対策について

質問及び答弁(抜粋)

1 新型コロナウイルス感染症対策に関すること
  2)情報の発信と共有について

【質問】 地元の発生状況や自治体の支援制度といった住民が必要な情報は届きにくく、多くの市民から問合せをいただく。本市はツイッター等でも情報発信しているが、様々な媒体を駆使して更なる情報の発信と共有が求められると考えるが、見解を伺う。

【市長答弁】 日々変化する情報や各種支援策など膨大な情報を伝えるために、情報を入手する機会をより一層増やすことが必要であると考えている。今後は、感染予防や拡大防止について啓発するチラシや、最新の支援情報一覧などを掲載した広報誌臨時号を各家庭に配布するとともに、市民への安心な暮らしに資する広報活動の充実・強化に務めていく。

3 教育行政について
  
1)哲学を教育に取り入れることについて

 【質問】 対話型の哲学の授業は世界各地で行われており、アイデンティティの確立、民主的な合意形成、多様性の受容など学校生活の中で学んでいる。哲学の授業は対話するための方法や構えを「哲学対話」の手法により体験的に学ぶためのもので、思考を弁証法的に深めていくための技術や態度を身につけることにある。本市教育に取り入れてはいかがか、見解を伺う。

【教育長答弁】 新学習指導要領の改定は対話型の哲学の授業のあり方に通じるものであり、各教科等の授業において具現化することが重要であると考える。哲学的な側面を持ち合わせる「考え、議論する道徳」の実現を目指して授業の一層の充実を図ることにより、将来、他者と協働してよりよい社会を創ることのできる力を育んでいく。 

  2)GIGAスクール構想について

 【質問】 コロナ禍においても学びを止めないためのGIGAスクール構想の推進に向けた体制及び、第2波、第3波への備えについて対応策を伺う。

【教育長答弁】 端末を活用した教室外での学習活動の実施や家庭への持ち帰り等、新たな活用方法についても柔軟に検討・導入していく。学校と家庭をつなぐ「まなびポケット」の利用に向けた環境を整備し、「eboardホームスクール」を導入してオンラインによる家庭学習の機会の確保を図った。これらのサービスを実際に利用し、学習の機会を確保できるよう努めていく。