本日10月24日、令和2年度予算編成にあたり、「予算 制度・政策に関する要望」として、重点項目10項目、全7分野94項目に取りまとめ、市長へ提出しました。

令和2年度予算制度・政策に関する要望書
 

 
 令和2年度 予算 制度・政策に関する要望にあたり平成から令和へと元号が変わり、新たな飛躍と持続可能な社会構造への転換が期待される中、国際社会では米中貿易摩擦や日韓問題などに見られる不安定な経済・社会情勢による先行きの不透明感や、2015年に国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)に掲げる経済・社会・環境をめぐる総合的な取り組みの国際的な推進が必要となるなど、厳しい社会情勢の中でも強く生き抜く力が求められています。
 一方、本市においては策定された第6次総合計画の着実な推進を図るため、あらゆる市民の生活課題や進展する次世代技術の活用を踏まえた具体的施策の着実な推進を図る必要があるとともに、本年発生した台風19号は市内各地で甚大な被害をもたらし、気象変動等の影響や、激甚化・頻発化する自然災害に対し、市民の生命・財産・暮らしを守るための対応力強化が求められています。
 また、本格的な人口減少や少子化・超高齢化社会を迎え、子どもから高齢者まで安心して暮らしていくための制度設計や、安全・安心なまちづくりなどの各種施策・事業を市民の理解を得ながら推進する必要があるなど、多岐に渡る課題を解決するための行政運営が必要であります。
 これらの観点を踏まえ、私たち宇都宮市議会市民連合は令和2年度予算編成にあたり、「予算 制度・政策に関する要望」として、重点項目10項目、全7分野94項目に取りまとめ提言致しますので、予算及び各施策事業に反映されますよう要望致します。